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昔の育児と今の育児
2005年 08月 01日 |
子を産み育てたくない社会 妊婦、母親の8割が実感 by Excite ニュース

この調査では、答えた母親の実に8割が今の社会は子供を育てたい社会ではないと感じているという。
ううむ、さもありなん。

原因は内と外、両方にあるだろうと私は思う。



外については、記事で触れられている通り。
周囲の子育てへの理解や協力は決して十分とは言えない。
それに何よりお金がかかる。
確かにお金をかけなくても子供は育てられるが、お金をかけない育児を貫き通すには、親に相当な覚悟が要求されると思う。
それに、その辺でころころと子供を転がしておけば、勝手に育つ(地域共同体全体で子供を見守る中で子供が育つ)という時代ではない。
そんなことをしたら、子供は車にはねられるか、事件に巻き込まれるか。
少なくとも、子供を子供だけで安心して外で遊ばせられる場所というのは、確実に減っている。
従って、母親はべったり子供に貼り付いていることを要求され、この負担はでかい。

そして、母親の、あるいは父親の内側にある理由。
これは外とも呼応するが。
育児というのは、本能であると同時に、社会的な行動でもある。
本能的な部分は太古よりそう変わらないが(つまり乳児のいる母親は眠りが浅くなるなどの身体的な変化など)、育児の大部分はいまや社会的な行動だ。
これは時代と共に変わる。
当たり前だ。

しかし、世の中も、また母親本人も、母性神話だの、3歳児神話だのを抱え込んでおり、既にそれを実現するには厳しい社会情勢であるというのに、その幻想が罪悪感や迷い、不安を生み出すもととなっている。
周囲は逆にそれを母親に押しつけ、更に母親をへこませる。
かつては、そのような育児は母親と子供、双方の幸せを意味したかもしれないが、今では、むしろ母親の不幸と引き替えでないと、子供の幸福(と思いこまれている)はないかのようだ。

これで、子育ては楽しい、育てやすい社会だと思えと言われても、そりゃ無理というもの。
勿論、社会全体の理解が更に進むことを期待するが、それには時間がかかる。
一人の母親が育児に悩んでいるとして、社会を、どころか夫、姑、自分の母親でさえ、意見を変えさせるのは難しい。

その中で、最も簡単に変えられるのは、自分自身だ。
それとて楽ではないだろうが。

ではどうすればいい?
私が昔聞いた話だ。
育児本を読んだ時に、自分の子供に当てはまらないことが書いてあった場合、日本の母親は慌てるそうだ。
どうしよう? うちの子は普通じゃないのだろうかと。
それに対し、フランスの母親は、この本にはうちの子のことは載ってない、と言って本を放り出すと言う。

別に何でも外国が正しいとは思わないが、こと、育児に関する情報に関しては、このフランスの母親くらいのスタンスでいいと思う。
育児本を書いている人は、育児や教育問題のプロかもしれないが、そこにいる一人の子供に関して言えば、その子の親がプロである。
けっ、使えない本だぜ、と言って放り出せばいいのだ(笑)
テレビや何やの情報にしてもそうである。
参考にはするが、別に縛られる必要はない。

今、育児に不安な母親に限定して言えば、ちゃんとした子育てだとか、子供に最良(これがくせ者だ)をとか考えず、まず自分自身が幸せと思う生活を目指せばそれでいいのではないかと思う。
(育児に不安な母親限定である。不安など感じないで、自分のことだけ考え、育児放棄している母親のことは含んでいない)
自分が幸せで毎日が楽しいと思って暮らせるなら、それこそが最良の子供への教育にもなろうし、自分が幸せなら、子供にも幸せでいてほしいという気持ちにもなる。
子供はこの際二の次だ(笑)

幸せになるには、まず自分が幸せになろうとしなくてはいけない。
幸せな育児をするのだって同じことだ。
それについて罪悪感を抱く必要などありはしない。
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by catsmoon | 2005-08-01 20:53 | 雑感
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