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文化符号
2005年 10月 11日 |
nikkeibp.jp ビジネススタイルに、莫 邦富氏が書いておられる、文化符号についてのコラムを読んでぞっとした。
残念ながら、nikkeibp.jpはリンクフリーではないので、興味がおありの方は、ぐぐって辿り着いて頂きたい。

かいつまんで内容を説明すれば、それぞれの国には固有の文化があり、その文化符号を有効に利用すれば効果的な広告効果が得られるが、不勉強なまま迂闊に使用すると、逆に猛烈な反発を招くということである。



文化符号という言葉は、私も初めて見たのだが、要するに、あるものに、それそのものの意味だけではなく、文化的に共有されるイメージが付随するということだろうか。
例をあげれば、松という木を取り入れた意匠を見た場合、日本人なら、それは単に松の木そのものだけではなく、目出度いというイメージを持つだろう。
逆に、菊の花を意匠に取り入れる場合は注意が必要となる。
菊の花は、一般的に墓前に供える花としてよく使われるからだ。
だから、病人のお見舞いに菊の花を持っていったりすると、相手を激怒させることになる。
これが国が変われば、百合の花がまずかったりもする(らしい)

こういったことについて、日頃全く考えない訳ではない。
上記の菊の花についてなど、日本人にとっては常識的マナーだし、文化符号などと難しいことは意識しなくても、誰でもこころがけることだろう。

しかし、外国についてはどうかと考えてみたところで、ぞっとした訳である。
勿論、知っていれば問題ない。
が、そもそも知らないということが多い。
上記コラムで例にあげられていた、中国では鶏は娼婦をイメージさせるので、酉年だからといって安易に年賀状に使ったりするとえらいことになるという話など、全く知らなかった。
もし私に中国の方が知り合いにいて、年賀状を送った場合、相手を激怒させた可能性大ということである。

そして、改めて、では日本なら文化符号は共通かと考えてみると、多分、そうとは言い切れない。
地方により、職業により、年代により、きっと異なる。

私が広告を打つようなことはないわけだが、ブログやサイトで、何らかの情報を発信している以上、こういった無知や思いこみによるトラブルを引き起こす可能性は常にあるということになる。
これは怖い。

実は、文化符号とは言えないかもしれないが、言葉の持つイメージというものが、いかに人によって違って受けとめられるかというのは、普段、なり茶をしていて感じることがしばしばある。

私は割に苦笑という描写をよく使う。
確かに、苦笑というのは、不快感を隠した笑みのことであるから、相手に対して不快感を感じたが、それを誤魔化して笑う、つまり、バカにしたと取られる可能性があるという。
いや、可能性があるどころか、そう感じるから苦笑はNGという人は少なくない。
しかし、私にとって、苦笑はむしろ自嘲めいた笑みというニュアンスが強い。
つまり、自分の愚かさに対しての不快感と諦めを混ぜた笑みとして使う。
自嘲の笑みと表現すればよいのだろうが、自嘲という言葉は少々語感が強すぎて、多用すると卑屈な印象を与えることになりかねないので、使いにくいのである。

こういった言葉の持つイメージというのは、悪意がなくとも、相手に誤解を与えることになるのが怖い。
例えば、上記の鶏の絵の年賀状にしたって、日本では、それは正月に相応しい図柄ということになるのだ、酉年なら。
そこに相手を貶める意図、悪意など勿論あるわけがない。

しかし、そこで日本ではそうじゃないんだと言い張っても仕方がない。
現実に相手は不快と感じるわけだから。

しかしながら、一つ一つの言葉や符号が、相手にとってどういうイメージになるかを常に考えて発言するというのは、現実的ではない。
個人的好みまで考えると、快と取られるか、不快と取られるか、はっきり言ってわかるものではない。
といって、まさか一言発するたびに、いちいち相手に聞くわけにもいかない。
その方が間違いなく相手を怒らせるし、そもそも会話にならない。

結局、一般的常識と言われるものを頼りに、相手の反応を見つつやっていくこと、そして、もしやってしまった場合は、潔く謝罪すること、さらには、悪意をもって、そういうことをする人間ではないとわかってもらえるよう、日頃から誠実な言動を心がけることしかあるまい。

言うは易く行うは難しの見本のような気もするが...( = =) トオイメ
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by catsmoon | 2005-10-11 14:26 | 雑感
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