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一番悲しく思ったこと
2006年 12月 02日 |
このところ、雑感で、医療問題や教育問題に触れた記事を続けて書いています。
それらの記事に対して、思わぬ多くのコメントを頂き、心から感謝しています。
同時に、頂いたコメントを拝見するうちに、とても悲しく感じたことがあります。

それは、マナー知らずの書き込みがあったとかではなくて、御礼を言って頂いたからなのです。
御礼を言われて悲しくなるとは何故?と思われるでしょうが、心底、しみじみ悲しくなりました。



何故なら、私の書いた文章は、どれも拙くささやかなもので、なんら解決に寄与するものでもなく、個人的な戯言をダラダラと書き殴っただけのものです。
普通なら、こんな記事など、現場を知る方からは、わかってないとお叱りを受ける、あるいは精々何を今更と苦笑されるのがオチだろうと思うのです。
なのに御礼を頂いてしまいました。

これは何故だろうと思えば、答えは一つだと思うのです。
あまりにも理解されず、追い詰められ、苦しいから、だから、ほんの僅かでも、拙いものでも、理解しようという姿勢を示しただけでも珍しいと思われた、他に誰も理解しようとしてくれないから、皆、責めるばかりだから、現場を認めよう、理解しようという一言だけでも、大きく響いたということではないでしょうか。

地獄で仏という言葉があります。
苦しい状況にあればあるほど、僅かな理解や思いやり、あるいは優しさなどが染み込み、まるで仏に出逢いでもしたように、心から嬉しく感じられるということでしょう。
今回、私の記事に御礼を頂けたのも、同じように、私の書いたものが良かったのではなく、今、教育、医療の現場が置かれている状況が、いかに厳しく、辛く、しかも理解されていない地獄であるかの証明だと言えるのではないでしょうか。

このことを私は心から悲しいと思います。
現場で必死に頑張っているプロの方々の努力や知識、経験、技術が一切尊重されることなく、一方的な要求と非難と偏見に晒され、十分な評価もなく、現場の苦しみ悲しみが放置されているということ。
その絶望の深さを思うと胸が痛みます。
こんな拙い記事にまで御礼を言う気になる程、追い詰められていることを悲しみます。

そして、そういう社会を作ったのは、私自身を含む国民一人一人であり、その国民の総意としての政府です。
私自身、報道を鵜呑みにして、酷い医者や教師がいたもんだと思ったり、周囲に言ったりしたことがあります。
ですが、今思うと、事実を確かめもせず、背後事情を考えることもなく、安易にそのような考えを口にして、広める一助となったことを悔やみます。

御礼コメントを下さった方々の今の窮状を作り上げるのに、私もまたそういう風に一役買ったことを思えば、御礼を頂くなどとんでもないことで、むしろお詫びしなくてはいけないくらいです。

医療や教育を責めるのなら、そういう社会を作り上げてきたのは誰なのか、今現在追い詰め続けているのは誰なのか、自分ではない、どこかの誰かが作っている社会、政府ではなく、自分を含む社会なのだと、その上で、本当に自分に責める権利などあるのか、それだけの理解と努力があるのか、もう一度、全ての人々が振り返ることこそが、本当の意味での解決に、あるいは豊かな社会に近付く方法ではないでしょうか。
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