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銃の取り扱い
2007年 12月 10日 |
ご存じの通り、日本では一般人の銃の所持使用には制限があります。
まず拳銃は持てません。
散弾銃やライフルは持てますが、許可登録制です。
私は詳しくありませんが、主にスポーツ(としての射撃)や猟に使う方が中心でしょう(と言うか、他にどんなケースがあるか知りません)

さて、先日、ライフルが暴発、2歳の子供が亡くなるという痛ましい事故がありました。
<猟銃暴発>2歳児が死亡 by エキサイトニュース
警視庁の調べでは、立松さんが自宅居間でライフル銃の手入れをしていたが、事故当時は別の場所にいたという。立松さんが部屋に戻った直後、銃声が起こり、室内には長男(5)がおり、近くに直樹ちゃんが倒れているのを発見した。立松さんは正式な許可を得て数丁の猟銃を所持しており、同庁が事情を聴いている。
読売の記事を読むと、更に「立松さんは射撃が趣味で、8日もクレー射撃に出掛けていたという」という情報がありましたので、猟よりクレー射撃が趣味だったのでしょうか。



記事を読んで、痛ましく思うと同時に、幾つか疑問を感じたので、夫に聞いてみました。
夫自身は銃を扱いませんが、夫の父が猟を趣味としているため、私より詳しいのです。

第一に感じた疑問は、暴発と言っても置いてるだけで勝手に弾が出ることって、そうはなさそうな気がすることです。
これまた読売の記事によれば「長男は「銃に触った」と話しているという」とのことですから、多分、お兄ちゃんが銃に触って撃ってしまったのだろうと思われます。
私の素人感覚だと、暴発っていうと、勝手に弾出ちゃったってイメージですが、こういう意図しなくて撃っちゃったというのも暴発と言うのでしょう。
ということは、お兄ちゃんにそういう意図があったとはとても思えませんが、結果的にはお兄ちゃんが弟を撃っちゃったということになります。

ちなみに、夫に聞いてみたところ、ライフルを5歳の子が構えて狙うのは難しい、多分、置いている銃の引き金部分に触ったら、たまたまその先に弟がいたということだろうという意見でした。
そして、銃の構造として、拳銃には安全装置があるのは有名ですが、ライフルにはないんだそうです。
だから、弾が装填されていれば、引き金を引くだけで発射されてしまうようです(正確には、銃によっても何やら複雑な操作が必要だったりして、弾を装填ということそのものから、そう単純じゃないそうですが、細かいことは私には理解できませんでした)

以下、銃の所持許可、銃そのものについてなど、感じた疑問に関して、夫に教えてもらったことです。

まずクレー射撃でも散弾を使うこともあるそうですが、弾が散弾であろうとなかろうと、距離は短かったろうから、貫通しかねない威力だったろうと。
そして、兄弟がこれまでお父さんの射撃練習に連れて行ってもらったことがなければ、その光景だけでなく銃声もかなり記憶に残るだろうと。

また保管時にしろ、手入れの時にしろ、実弾をいれたままというのは通常考えられないそうです。
弾もマガジン(弾倉)も全部外しておくのが当然だとか。
また銃本体と弾は別々に保管しなくちゃいけないそうです。

銃の所持の許可というのは、即ち使用する許可であって、他人が触れないように管理するのは当然であり、例えば自分の銃を人に貸すにしても、相手が同じ許可を持っていなければ、触らせちゃいけないそうです。
そして、最初は散弾銃しか持てず、数年たったらライフルの許可も出るとか。
(私のイメージだと散弾銃の方が怖い気がしたんですが、ライフルの方が殺傷力が高いのだそう)

銃の管理については、非常に厳重で、複数の鍵を取り付けた専用のロッカーを用意し、更にそのロッカーも担ぎ出せないよう壁などにがっちり固定しなくちゃいけないそうです。
そして、警察が確認しに来るそうですが、これは銃の所持の許可の際ではなく、銃を買って登録する時に行われるんだそうです。
そして年に何発撃ったとか、毎年届け出る必要があり、技術を維持するために、最低どのくらい撃ってなくちゃいけないという規制もあるとか。

で、今回のような事件が起こった場合、当然、お父さんは管理責任を問われるし、許可は取り消されるだろうということです。

このように事件とは関係なさそうなことまで含めて色々と聞いてみたのですが、お父さんの管理に原因があったことは間違いなさそうです。
そして、夫に銃を所持するにあたっての義務等聞いて、こんな面倒なら、私なら諦めるなってくらい細かく厳しい規制があるのに、それでも人の油断は、このような惨事を招いてしまうのですね。
本当にやりきれない事件です。

とはいえ、お父さんも、事故を望んだはずもなく、ほんの数分のことという油断が招いた事故でしょうし、亡くなった坊やが可哀想なのは勿論、ご家族も全員、深い心の傷を負ったことでしょう。
こころから気の毒に思います。
特に、お兄ちゃんは、この記憶が残れば、一生、罪の意識に悩まされると思います。

5歳くらいの男の子って、銃に興味を持ちやすい年頃です。
玩具の銃や、手で銃の形を作って、テレビの真似をしてバーンなんて、よくある光景です。
普段は触らせてもらえない銃に触れるチャンスがあれば、つい手も出てしまうでしょう。
よりによって弾が入っていて、その先に弟がいたなんて、あまりにも不幸な偶然です。
それらに思い至らなかったとしたら、わかっていても油断したとしたら、お父さんは責められるべきですが、5歳の子に罪があるとは思えません。
それなのに、弟を死なせてしまったという記憶を背負って生きていくことになるとは、痛ましくてなりません。

お父さんだって、あの時ああしてしればと、どれ程か悔やんだでしょうし、またお母さんも、こんなことになるならお父さんの趣味を止めておけばよかったと、悔やんでも悔やみきれない気持ちでしょう。

坊やの冥福と、ご家族の悲しみが少しでも早く癒えるように、そして出来るなら、お兄ちゃんに記憶が残らないようにと祈らずにおれません。
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by catsmoon | 2007-12-10 10:21 | 雑感
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