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妊娠すること、させること
2007年 12月 10日 |
乳児殺人や死体遺棄等の事件が報道される度に、いつも感じることがあります。
母親が未婚であるケースの多さ、そしてその意味です。

今回、佐賀で乳児の死体遺棄事件があったそうですが、既婚という情報や父親についての情報がないので、おそらく母親は未婚だったのでしょう。
父親がいて、同居していれば、当然それに触れられたでしょうから。
<死体遺棄>佐賀駅ロッカーに乳児 容疑の23歳女逮捕 by エキサイトニュース
佐賀県警佐賀署は9日、JR佐賀駅構内のコインロッカーで6日に乳児の遺体が見つかった事件で、住所不定、風俗店従業員、栗田梓容疑者(23)を死体遺棄容疑で逮捕した。

 調べでは、栗田容疑者は11月29日昼ごろ、同駅構内のコインロッカーに、出産後間もない女児の遺体を裸のまま紙袋に入れて遺棄した疑い。

 ロッカーの中にあった遺留品から栗田容疑者が浮上し、同容疑者が熊本県にいるという情報をつかんだ佐賀署員が、8日深夜、熊本市内で栗田容疑者を発見した。「11月中旬ごろ自分が産んだ」と話しているといい、容疑を認めているという。

 遺体は7日に司法解剖されたが、死因などがはっきりせず、組織検査を行っている。遺体の状況から死後1週間前後が経過していたとみられ、外傷はないという。
このような事件が起こった場合、母親は声高に非難されます。
そして、私もその非難は正しいと思います。
いかなる理由があろうと、子供を殺したり捨てたりしていい理由にはなりません。
どうしても育てきれなければ、養子縁組に出すとか、他に考えるべき方法はあるはずだと思うからです。

けれど、どうしても思うのです。
このような母親を非難する時に、きちんと育てられないなら生むな、避妊しろという声があり、その通りだとも思うのですが、母親は一人で勝手に妊娠する訳じゃないんです。



女性は妊娠する性です。
妊娠したら否応なく、女性は知らん顔も出来ませんし、生むにしろ堕胎するにしろ、自分の体を痛めます。
妊娠出産は、女性にとっては文字通りの命がけとなるのです。
生んだら生んだで、それを隠し通すことは難しく、生じる責任から逃れきることは至難の業です。
更に、個人差はあるにしても、一般的に女性は男性より腕力や体格、あるいは社会的立場等について、非力であることが多いですが、妊娠中は掛け値無しの弱者となります。
機敏に動くこともできませんし、妊娠によって起こる病気も多く、普通に生活するだけでも大変な状態となります。
その中で、手助けしてくれる人もなく、支えとなる夫や恋人もおらず、生活費や出産費用も自分で稼ぐしかない状況となったら、その不安の中でお産に挑まなくてはいけない、生んでも更に一人で育てていくしかないとしたら、その辛さは想像して余りあります。
勿論、だからといって子供を遺棄して良いとは言えませんが、そこまで追い詰められること、不安や苦しさに耐えきれる人ばかりでないことは、容易に想像がつきます。

けれど、妊娠させる男性の方は、簡単に逃げられるのです。
自身の体には何の負担もないにも関わらず、精神的、経済的支援すらせず、我関せずと逃げてしまうことが可能なのです。

妊娠についての責任は、する方もさせる方も平等であるはずなのに。
そして、男性が逃げなければ、こんな事件は起こらずにすんだかもしれないのに。
私に言わせれば、妊娠させておきながら逃げるということは、母体と胎児への虐待だとすら思えます。

なのに避けようもなく必ず非難されるのは女性であり、男性も非難されるにしろ、責任を負わずに逃げていた場合には、それは何処かの誰かでしかなく、個人が特定されて報道、非難されるケースは滅多にありません。
女性が妊娠したというだけで負う負担を考えれば、逃げてしまう男性の罪が、これ程に軽視されていることに疑問を感じずにいられません。

女性が妊娠した場合、男性を特定、必ず届け出させ、妊娠中から責任を負わせる制度って作れないものでしょうか。
今はDNA鑑定が可能です。
男性が父親であることを否定する場合、鑑定すればかなりの確率で確かめることができるのですから、それを義務づけることは出来ないのでしょうか。
そして、それを避けて男性が逃げた場合も、その罪を問えるようにするのです。
勿論、DNA鑑定の時期や父親を女性が特定できないような場合など、難しい問題は色々とあるでしょう。
ですが、なんらかのやり方はあるはずです。

こういった場合、必ず人権侵害という言葉が持ち出されると思うのですが、それでは宿った赤ちゃんの人権、男性のように逃げることの出来ない女性の人権はどうなるのでしょう。

例えば同居していなくとも、女性が一人で子供を生み、育てきれずに事件に至った場合、妊娠させながら何の責任も果たしていなかった男性の責任も問われるとなれば、「俺は知らない、逃げちゃえ」は通らなくなります。

そのような制度があれば、少なくとも安易に、避妊もせずに無責任な性行為を行う男性は減ると思うのです。
いても、その無責任の結果を、女性と同等に負わせることが可能になります。
女性の親族が頼りにならないとしても、男性も逃げられないとなれば、男性の親族にも手助けしてくれる人がいるかもしれません。
関わる人が増え、女性が一人で抱え込むことが減れば、痛ましい事件も減るはずです。

妊娠するのは女性であること、この生物としての摂理は変えられません。
しかし、責任を男女等分に負わせることは不可能ではないと思うのです。
このようなニュースに接するたび、安易な妊娠を避ける義務も、結果を受け止める責任も、男女平等であるべきだと、私は思わずにいられません。
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by catsmoon | 2007-12-10 14:17 | 雑感
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