人気ブログランキング | 話題のタグを見る
-Sun&Moon Blog-
catsmoon.exblog.jp
エキサイトブログスキン配布 (Mac OS10.5 Leopard・Safari) ★基本的にコメントにレスしません
by catsmoon
Top | Out
獣医さんも大変?
2007年 09月 07日 |
今夜、我が家の犬が足を挫きまして。
その時は、ヒーヒー言いながら、片脚をつかずにヒョコヒョコしてたものですから、骨でも折ったかと慌てました。

折悪しく、かかりつけの(人間にはいないのに、犬にはいるんですw)病院が、今日から数日、お休みになっていたもので、夜間救急動物病院に電話して駆け込みました。



着いてみると、結構、他にもペットを連れてきている方が沢山いて、1時間ほど待ったでしょうか。
その間に、我が愛犬は、すっかりはしゃいで元気になりまして、私はほっとするやら、いたたまれないやら、複雑な気分になりました(^^;

大したことなさそうなのは有り難いですが(ペットの健康と、財布の健康と二重の意味で)いよいよ診察して頂く頃には、尻尾までぶんぶん振っていて、こんなもん、夜、連れてくんな!と言われても仕方ない有様となっていましたから。

それでもレントゲンを撮ってもらって、骨には異常なさそう、安静でいいと言われ、ついでに薬も不要だったので、費用も思ったより安くて、ほっとしつつ帰宅しました。

さて、待ち時間の間に、問診票に記入したのですが。
その時の内容が、基本的なペットの情報の他に、同意書を兼ねるようなものになっていました。

読んでみると幾つか人間用とは違うもんだなあと思った箇所がありました。
・検査や治療について、獣医師さんの判断に任せること。
・費用は請求に応じてきちんと全額払うこと。
・治療後はきちんと飼育すること。

一つめは、多分、人間用では絶対に出て来ないんじゃないかなと思いました。
なんといっても、インフォームドコンセントの時代。
医師の判断に任せろなんて書いた日には、目を覆わんばかりのバッシングとなりそうです。
でも、こういうことがわざわざ書かれているというのは、逆に生半可な知識で文句言う人が多いということなんだろうなあと。
そして、それが治療の妨げになるレベルってことなんだろうなと思ったわけです。

これについては、賛否両論ありそうだとは思うのですが、夜間救急という特殊な条件を考えると、いいんじゃないかと私は思います。
だって、混んでたんです。
人間の病院も、いまや救急の受け入れ先探しに大苦労する時代ですが、私の住む地域には他にないんですよ、動物病院の夜間救急病院は。
それなのに、飼い主がああだこうだと屁理屈捏ねて、治療に手間取ったら、他の人…じゃないペットが迷惑します。
時間かけて治療方針を相談し、決定したいんなら、それが可能な病院に昼間行けばいいということでしょう。
昼まで待てない状況なら、その病院でだって、グズグズ文句垂れてる暇はないはずですからね。

その病院の名誉のために言っておきますと、きちんと説明してくれましたし、レントゲンも、診察の結果こうだと思うが、念のため撮っておきますか?とちゃんと尋ねてくれました。
だから、この文言は、何でも言うこと聞けって意味ではなく、クレーマー防止って意味だと思われます。

次に、費用払えです。
これって、もう当たり前すぎるくらい当たり前のことですよね。
もしかしたら、これは人間用の病院でも、こういう同意書とるところがあってもおかしくないかもしれません。
ただ、動物病院の場合、結構深刻なんじゃないかと思われました。
だって、人間の場合、健康保険があります(基本的には)
でも動物の場合、ペット保険に入ってなければ、全部自費です。
人間でも踏み倒しが問題になってるくらいですから、ペットの場合、もっと多いと思っても間違いないんじゃないでしょうか。
そうすると、人間なら、せめて保険証があれば、保険で負担される分は病院に払われますが、動物病院の場合、全額赤字ですよ。
これは痛いでしょう。
こんな飼い主が増えたら、病院潰れます。

更に、かかりつけの病院なら踏み倒しはしにくくても、夜間、一度切り訪れる救急病院となると、踏み倒す輩も、その分多そうです。
それに、私も今晩心配しましたが、夜間、急にとなると、手許に十分なお金がないかもしれません。
私も、犬が骨折していて、折れ方悪いから手術しないと繋げないとかなったら、財布に入ってる分じゃ足りないかもしれない、カード使えるかなとかビクビクしつつ、病院に行きました。
こう言われちゃうと、病院だってないものは取れませんよね。仕方ないから、後日持ってきて下さいってなるでしょう。
で、それきり現れないということになったら…。

そりゃ一筆入れさせたくもなりますよね。

さて最後に、これはもう絶対に人間ではお目にかからない一文でしょう。
治療が終わったらきちんと飼育する。
これまた当たり前だと思うんですが、どうやら当たり前と思ってる人ばかりじゃないようです。
多いのは、怪我した野良を連れてきて入院させ、それきり引き取りに来ないというパターンと聞きます。
下手すると踏み倒しとセットですね。

動物病院だって、引き取り手のないペットをずっと飼うわけにはいきませんから、最終的には保健所に引き取ってもらうことになるのでしょうか。
折角治療して元気になった動物を保健所に引き取ってもらわなくちゃいけないとなった時の獣医さんの気持ちは察するに余りあります。

自分で飼うこともできなければ、引き取り手を探すことも出来ない癖に拾って病院に押しつけて、いいことでもしたつもりなんでしょうか。
それは単なる無責任、偽善でしょう。

このような説明を読んでいて、わざわざ書かなくちゃいけないってことは、それだけ困った飼い主が多いということなんだろうと感じ、深夜だというのに、沢山の犬や猫を診察しておられる獣医師の方々のご苦労はいかばかりかと、本当に気の毒でした。

まあ、そんな大変なところに、結局かる〜い捻挫の犬を連れ込んだ私が偉そうなことは言えない訳なんですがorz
本当にすみませんでした。以後少し様子を見るよう気をつけます。
そして心からありがとうございました。
<< 夕暮れスキン配布 PageTop 晩夏スキン配布 >>
XML | ATOM

会社概要
プライバシーポリシー
利用規約
個人情報保護
情報取得について
免責事項
ヘルプ
Blue Paper Skin by Sun&Moon